久しぶりに書いてみます。
義母から腹が立つことは時々言われるけど、その中で、未だに思い出すと嫌な気分になることを書きます。
私の父は障がい者です。
生まれた時からの障がい者です。
今は高齢になりましたが、自分の身の回りのこともどうにかこなしています。
義母はそんな父を持って、仕事にもなかなか就けなかっただろうし、金銭的に私も子供時代に困ったでしょ?と言って来た。
こんな事を言われて、私は心底驚いたし、腹が立ったし、笑ってしまった。
これは、障がい者の方への偏見だと思う。
確かにハンデキャップがあれば、仕事の幅が狭くなるかもしれないけど、立派な職業に就かれている人もたくさんいる。
何て失礼な発言をするのかと驚いたし、父がそう思われているのだと腹が立った。
義母には父の職業を伝えていたのだけど、あまり分かっていなかったみたい。
はっきり言おう。
私は子供の頃、両親がお金に困っていると感じたことはない。
今も両親が困っているとは思っていない。
むしろ、その逆で生前贈与して貰っている。
教育資金贈与と言う制度をご存知でしょうか?
祖父母が孫に対して、非課税で教育資金を贈与出来る制度のことだ。
父はこの制度を利用して、私の子供たちに大学に行けるくらいの金額を贈与してくれた。
もちろん、別の孫たちにもこの制度を利用している。
これでも、父は生活に困っていると言うのだろうか?
私の子供たちは、義母にとっても孫になる。
祖父母と言う立場はうちの父と同じ。
同じ祖父母だから、義母が教育資金贈与のことを知ったら気を使うかもしれないと思い、私は義母には言わないようにしている。
夫には伝えてある。
だから、生活に困っている発言をされた時は笑ってしまった。
知らないほうが良いと思うからね。
これは、私の気遣いだ。
障がい者であっても、世の中で頑張って活躍している人もたくさんいると言うことを知っておかないといけない。
そんなことを義母から学びました。